たいこ叩きのマーラー 交響曲第5番名盤試聴記
エリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団
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ワンポイントマイクでの録音。空間再現はすばらしいものがあり、トゥッティではホールの天井の高さまで分かる明晰な録音です。また、各楽器が伸びやかに記録されている点でも特筆もの。
CDでこれだけすばらしい音が聞けるだけでもすごいことだと思います。
一楽章、一発録りの緊張感か、冒頭のトランペットの音が震えている。トゥッティの空気感がすばらしい。定位感も自然だし、個々の楽器の音も艶やかで伸びやか。まだ、少し寒い朝一のコンサートホールのような空気感だ。
葬送行進曲と言うには明るい音色です。とくにブラスセクションの張った音は、このCD独特の音がします。
伸びのあるブラスセクションの中でも、トランペットは特に強烈に届いてきます。他の録音だったらうるさく聞こえるほどのバランスであると思われますが、このCDでは位相が整ったとても良い音が伸びてきます。
弱音部も細心の配慮がされているようですが、萎縮することなく伸び伸びとした音楽が展開されます。この録音には酔えます。
二楽章、激しくと指定されていますが、十分に激しく演奏されているのですが、激しさが決して下品な響きになりません。音域のバランスが逆三角形になっていて、低音の厚みが乏しいので、怒涛の激しさも表現されないのかもしれません。
切れ味抜群な演奏には聞こえるのですが、個々の楽器が主張してくる感じで、全体の響きをコントラバスが支え切れていないようで、小物だけが騒いでいるような激しさになってしまうのが、ちょっと残念です。
でも、このバランスと切れ味は病み付きになりそうなくらい魅力があります。
インバルの指揮は特にねばったりすることはなく、音楽の流れに逆らわずに自然に指揮しているようです。
三楽章、スケルツォ、力強くと言う副題。やはり、コントラバスのバランスは弱いです。
トランペットの突出があまりにも強調されすぎて、他のパートの演奏にあまり聞き耳をたてなくなってしまうと言うか、トランペット以外のパートもすごく上手いのですが、それをかき消すほどトランペットの存在が大きい演奏になっています。
四楽章、ブラスの伸びやかで艶やかな響きに比べると、弦の繊細感があまり収録されていないので、この楽章に美しさを求めるのはムリなようです。
でも、インバルの控えめな表現がかえって上品さを醸し出していて、なかなか良い雰囲気があります。
五楽章、木管も含めて、管楽器は総じてとても良い音で収録されていて、聞いていて気持ちが良いです。アーティキュレーションの表現も過度にならず、イヤみなく表現されているので、安心感があります。
とても色彩感が豊かで、マーラーの背景にあるものが表現されているかは疑問ですが、これほどスカッと聞かせてくれる演奏も少ないと思うので、貴重なCDです。
ブラスの強奏の中から突き抜けてくるトランペットの息のスピードが感じられるような凄い演奏です。
切れ味抜群、スタイリッシュでかっこいいマーラーです。
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クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団1988年ライブ
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一楽章、陰鬱感のあるトランペットです。ドラの響きがずっと残っています。感情移入された弦の主要主題。トゥッティでも激しいですが余力を残した美しい響きです。
二楽章、激しい序奏です。うねる第一主題とは打って変わって静寂な第二主題。展開部直前のティンパニの猛烈なクレッシェンドです。第二主題の途中のミュートしたホルンがすさまじい響きを演出します。再現部の金管もすごい!いろいろ動く楽器にそれぞれ表情が付けられていて、吸い込まれそうになります。
打楽器とブラスセクションのアンサンブルも良い。いろんな楽器が絡み合って、大きなうねりのような音楽になって行きます。テンポを落として終りました。
三楽章、ティンパニが強烈!ホルンの咆哮もなかなか聞き物です。ホルンは常にビンビンで気持ち良いです。表現の幅がとても広く作品への共感を強く感じます。ホルツクラッパーも強烈でした。力まずに軽がると鳴るトゥッティの一体感はすばらしいです。
四楽章、とてもナイーブな表現で、音楽の揺り篭に乗せられているような感じで、優しさに溢れています。消え入るように美しい演奏です。
五楽章、エネルギー感が凄い。すさまじいホルンの咆哮!ライヴでありながらこれだけ完成度の高い演奏をすることに大変驚きます。輝かしいコラール。全身全霊とはこのような演奏のことを言うのでしょう。すばらしい!
クラウス・テンシュテット/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団1990年ライブ
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一楽章、盛大なヒスノイズに混ざって、くすんだトランペットのファンファーレが聞こえます。とてもアンサンブルの良い弦の旋律です。すごく悲哀を込めた弦です。冒頭からすでにテンシュテットの世界に引きずり込まれています。コンセルトヘボウもテンシュテットに共感しているようで、反応がとても良いです。大きく劇的にテンポが動きます。そしてオケがすごく上手いです。また、作品への没入度合いもすごいものがあります。
二楽章、オケがとにかく上手いです。途中ですごくテンポを落としてたっぷりと歌います。所々でブラスセクションの咆哮や弦とブラスセクションが波のうねりのように押し寄せてきたり、作品と一体になっています。
三楽章、フレーズの終わりでテンポを落としたり、アゴーギクを効かせる場面も。緩急の変化も大きくコーダでティンパニの強打がバッチリ決まりました。
四楽章、消え入るような弱音から開始しました。強弱の振幅が大きく表情がとても豊かです。まるで音の洪水の中を泳いでいるような感覚になります。こちらも作品と一体になっていられるような安堵感がとても心地よい演奏です。そして次第に音の洪水が過ぎ去ってゆきます。
五楽章、艶やかな木管がチャーミングな表情をみせてくれます。良く鳴るブラスセクションも気持ち良い。名演奏だったと思います。ヒスノイズが盛大だったのが悔やまれます。
フランク・シップウェイ/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
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一楽章、豊かなホールトーンに美しいトランペットのファンファーレです。トゥッティもバランス良くスケールの大きな演奏が期待できそうです。実に優しく繊細な主要主題。とても丁寧に演奏されています。頂点で炸裂するシンバルが気持ちよく決まります。第二の中間部の弦のメロディもとても丁寧に心を込めた演奏で、作品に対する思いが伝わってきます。
二楽章、思いっきり良く鳴るブラスセクション!「嵐のように荒々しく動きをもって。最大の激烈さを持って」と指示しているマーラーの意図通りの演奏。弱音部は吸い込まれそうになるくらい聞き入ることができます。打楽器郡もオケと一体感があって上手いです。Rpoってこんなに上手いオケだったとは知りませんでした。ティンパニのクレッシェンドが音楽を力強く盛り上げます。
三楽章、ここまで聴いた感じでは、シップウェイの強い個性を反映した演奏ではなく、楽譜に書かれていることを丁寧に表現しようとしているように感じます。この楽章でも優しい弦の響きと思い切りの良いブラスセクションが上手く噛み合って良い演奏です。ブラスの咆哮でも、聴き手を突き放すようなことはなく、常に優しさを湛えた演奏です。
四楽章、深い霧の中から弦のメロディが現れて来るような、神秘的な冒頭部分の演奏でした。弱音の揺り篭に揺られているような心地よさが続きます。中間部でもヴァイオリンが絶叫することもなく幻想的な雰囲気が保たれます。最後はまた霧の中に消えて行きました。このように美しく夢見心地にさせてくれるアダージェットの演奏には初めて出会いました。すばらしい!
五楽章、音を短めに演奏するホルンとファゴット。暖かい弦とその上に乗っかるブラスの咆哮。この楽章でも優しさを失うことはありません。マーラーの演奏と言うと、気難しく、神経質で難解なイメージがありますが、この演奏は、優しく包み込んでくれるような暖かみがあります。どんなにブラスセクションが咆哮しても優しさを失うことはありません。とても稀な名演だったと思います。
レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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一楽章、くすんだ響きのトランペットのファンファーレ。感情が込められてテンポも動く主要主題。荒れ狂う程ではない第一トリオ。感情を込めて歌う木管の主要主題。第二トリオのテンポは速めです。
二楽章、序奏でかなり強奏される金管。淡々と演奏される第二主題。1987年の録音に比べると深く作品に没入して行くようなことはありません。ウィーンpoらしい濃厚な色彩感がすばらしい。美しく輝かしい金管のコラール。
三楽章、ウィンナ・ホルンらしくビリビリと鳴る冒頭。清涼感のあるヴァイオリン。テンポも揺れてゆったりと歌う第二主題。第三主題部のヒチカートのところで登場する管楽器はどれもとても良く歌いました。展開部へ向けて少しテンポを速めましたが、それでもゆったりとしたテンポを保っています。再現部の入りは華やかでした。僅かにテンポを上げたコーダは爽快でした。
四楽章、内へ内へと濃密な感情が込められて迫ってくる主部の演奏です。中間部も切々と語りかけてくるようなすごい感情移入です。
五楽章、奥まったところから響くようなホルン。テンポも微妙に動く冒頭部分です。活発で生き生きとした低弦の第二主題。展開部最後のクライマックスへ向けてテンポを少し上げましたが以外にあっさりとしていました。コーダへ向けてかなりテンポを上げクライマックスで元のテンポで全開です。
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クラウディオ・アバド/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1980年
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一楽章、伸びやかなトランペット・ソロですが、途中音が詰まります。ホルンも伸び伸びと鳴り響きます。静かに悲嘆にくれるような主要主題。トロンボーンもビンビンと強く鳴ります。アバドの演奏にしては、振幅の大きな骨太な感じです。第一トリオも激しい演奏です。トゥティでもすさまじい響きでアバドの気迫が伝わって来ます。木管の主要主題も良く歌います。第二トリオは凄い静寂で始まりました。大きな音楽の振幅と濃厚な色彩感の素晴らしい演奏です。
二楽章、荒れ狂うような冒頭ではありませんでした。ヴァイオリンの第一主題の周りで登場する金管が思いっきり入って来ます。これまでの演奏からすると、あっさりした第二主題でしたが、次第に生命観が宿り生き生きとした表現に変わります。展開部の序奏動機もそんなに荒々しくはありません。チェロの途切れがちな音型の部分も凄い集中力と静寂感です。再現部に入っても見事なアンサンブルと集中力で音楽に引き込まれます。金管のコラールでも伸びやかなトランペットが素晴らしいです。
三楽章、ふくよかなホルンに続いて、チャーミングな木管の第一主題。穏やかな第二主題。音に勢いがあって、この演奏に対する集中力の高さが感じられます。さらにゆったりとしたテンポになる第三主題。弱音が凄く弱く強奏もかなり強く演奏されるので、音楽の振幅が凄く広いです。展開部は割りと軽めでした。再現部へはすんなりと入りました。この楽章はアバドの演奏らしく流れの良い演奏です。コーダでは猛烈にテンポを上げました。
四楽章、ハープは聞こえますが、弦はとても弱くて最初は聞き取れないくらいでした。そっと優しく語り掛けるような「愛の歌」です。アバドが作品を慈しんでいるのが分かるような美しく丁寧な演奏です。主部は室内楽のような演奏でしたが、中間部冒頭では厚みを増して豊かな響きです。とても繊細な表現です。最後はスーっと引いて行きました。
五楽章、長く尾を引くホルン。美しい木管の掛け合い。リラックスした雰囲気の第一主題。緊張感が高まる第二主題は音に力があって、生き生きとした表情です。四楽章の中間主題が現れるところでは少しテンポを落としました。金管も献身的にアバドの指揮に応えています。再現部の前のクライマックスも良く鳴る金管が見事な響きを聴かせてくれました。ホルンが奥まったところでビーンと強烈な響きです。トロンボーンはホルンの響きをそのまま低くしたような音色で前に出てきます。エネルギーに満ちた輝かしく見事なクライマックス。最後も見事な追い込みでした。
弱音の繊細さと豪快に鳴り響くクライマックスの振幅の非常に大きな演奏で、とても聴き応えがありました。聴いていてスカッとするすばらしい演奏でした。
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パーヴォ・ヤルヴィ/HR交響楽団
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一楽章、暖かみのあるトランペットのファンファーレが次第に大きくなって鋭くなり、会場に響き渡ります。すごく豊かな残響です。豊かに歌う主要主題。非常に鮮度が高く美しい演奏です。水彩画のようなサラッとした淡い色彩ですが、とても豊かな色彩感です。第一トリオでもトランペットが響き渡ります。すごく瑞々しく美しい演奏です。第二トリオはたっぷりと歌います。
二楽章、序奏は激しいですが、十分制御が効いていて美しいです。深く感情を込めたような演奏ではありませんが、第二主題も過不足無く歌います。展開部のホルンも激しいです。トライアングルも鮮度の高い音で非常に美しいです。第二主題はとても遅く演奏されます。ホルンが出るあたりから普通のテンポになりました。再現部も金管が気持ちよく鳴り響きます。輝かしいコラール。とても見事です。
三楽章、元気の良い冒頭のホルン。続く楽器も生き生きとしています。美しく歌う第二主題。表現の幅が広く、楽器の入りが明確でとても深い彫琢の演奏です。激しい部分と穏やかな部分の対比も見事です。ピッィカートの主題部はゆっくりとしたテンポで演奏されます。展開部では一旦大きくテンポを落として次第に速めて演奏しました。パチーンと言う音のホルツクラッパー。とても活動的で生命感に溢れる演奏はすばらしいです。コーダもダイナミックに鳴り響きました。
四楽章、極端な弱音ではなく、はっきりとした音量で開始しました。よく歌います。瑞々しく美しい弦の響きです。中間部の充実した厚い響き。テンポも動いて濃厚な表現です。主部が戻って、淡く夢見るような演奏ではありませんが、十分にロマンティックです。
五楽章、空間に飛び散る音がとても美しいです。活発な第一主題。表情豊かな第二主題。どんどん前へ進む部分と、横に揺れる音楽の対比がとてもはっきりしていて、面白い描き分けです。前に進む部分では、すごく力強い演奏です。渋く輝くクライマックス。かなりテンポを上げて終りました。
豊かな歌と、美しい響き。生き生きとした表現やテンポの大きな動きなど、聴き所いっぱいのすばらしい演奏でした。
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チョン・ミョンフン/ロンドン交響楽団
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一楽章、良く鳴るオケです。非常に感情のこもった主要主題。二度目のファンファーレの途中からテンポを速めました。第一トリオはかなり激しい演奏でした。オケを見事にドライヴして振幅の激しい音楽を聞かせますが、演奏はスマートでスタイリッシュです。第二トリオの前のティンパニから消え入るような弱音でした。表面は磨かれてとても美しい演奏です。
二楽章、整然と整った美しい演奏です。力感も十分に表現されていますが、荒々しくは無く、とても美しいです。透明感の高い第二主題。展開部も激しいですが、決して荒くはありません。第二主題は大きくテンポを落としてたっぷりと演奏します。余計な音をすっきりと整理してとても見通しの良い演奏になっています。美しい響きのコラールでした。
三楽章、戯れるように絡み合う音楽。豊かに鳴る金管。一転して穏やかな第二主題。弱音はすごく抑えた音量で強弱の振幅は幅広いですが、決して重くはなりません。とても軽快な音楽です。展開部も振幅の大きな音楽。見事なアンサンブルで切れの良い演奏です。美しく鳴り響く金管。すっきり切れ味鋭い演奏でした。
四楽章、すごく弱く柔らかい弦の響きで開始しました。伸びやかで柔らかく歌のある演奏です。中間部冒頭は力強く厚みのある演奏でしたが、すぐに弱音主体の演奏に戻りました。歌ってはいますが、テンポの動きはほとんどありません。主部が戻って、また弱音の美しさが際立った演奏を聞かせます。
五楽章、速めのテンポで軽快な序奏。歌う第一主題。ガリガリと弾くことは無く、穏やかな第二主題。マーラーの演奏にありがちな、色んな楽器の乱舞で、混沌として、騒々しい演奏とは無縁のとても整然としてスッキリとした演奏です。一度目のクライマックスは速めのテンポであっさりと過ぎて行きました。コーダの前のクライマックスでは、かなりオケをドライヴしました。最後は熱狂するように盛り上がって終わりました。
弱音に音楽の主体を置いて美しい演奏を聞かせましたが、最後のコーダの手前からはかなり強力にオケをドライヴして大きな盛り上がりも作りました。非常に振幅の大きな音楽で、しかも整然と整理されたスッキリとした響きもとても印象的な演奏でした。
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大植英次/バルセロナ交響楽団
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一楽章、美しく鮮度の高いトランペットのファンファーレ。あまり音量を落とさずに入った主要主題。主要主題の中で強い部分では思い切った入り方をしますが、あまり大きく歌うことはありません。木管の主要主題はよく歌いました。一つ一つの旋律はあまり大きく歌いませんが、大きな流れとしては、情熱的な演奏です。第二トリオも大きく音量を落とさずに、美しい響きを保てる範囲で無理なく演奏しています。
二楽章、ガツガツとした弦、伸び伸びと鳴るホルン。オケが一体となって激しい演奏をしています。音楽に躍動感があって、とても生き生きとしています。展開部の第二主題はテンポを少し落として演奏しました。色彩感もとても濃厚で温度感が高く熱い演奏です。
三楽章、豊かに鳴り響くホルン。生き生きとした第一主題。とても濃厚な色彩。瑞々しい木管。伸び伸びと鳴り響く金管。展開部はゆっくりとしたテンポで入って次第にテンポを上げました。再現部でも豊かに鳴り響くホルン。音に力があって、キリッと立っています。メジャー・レーベルでは聞いたことの無いオケの名前ですが、伸び伸びと鳴るすばらしいオケです。
四楽章、ここでも音量を抑えずに、無理なく響かせています。大きく捉えて歌う演奏で、音に力があってとても熱い演奏が続きます。内面から湧き出してくるような音楽はとても豊かです。
五楽章、色彩感豊かな序奏。ゆっくりとガリガリ確実に刻む第二主題。次第に熱気を帯びて盛り上がるクライマックスは圧巻です。すばらしいエネルギー感です。
熱気に溢れるすばらしい演奏でした。濃厚な色彩感と伸び伸びと鳴る圧倒的なエネルギー感。そして湧き上がるような音楽。どこをとってもすばらしい演奏でした。
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